[BOOK]経済学の冒険 ブックレビュー&ガイド100

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『経済学の冒険 ブックレビュー&ガイド100』

著者:塚本恭章

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四六判・654ページ
出 版 社:読書人
ISBN13:978-4-924671-61-4
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「経済の歴史は、無数の失敗に満ちた失望の歴史です。その経済を解明する経済学の歴史も、無数の失敗に満ちた失望の歴史です。だが、それは同時に、それらの失敗を創意と創造によって乗り越えようとしてきた知的冒険の歴史でもあります。塚本恭章さんは、その歴史の最良の語り部です。この本によって、新たな知的冒険に旅立つ勇気を与えられる若い読者が一人でも多く現れることを願っています。」――岩井克人(東京大学名誉教授)

「推薦します――書評は文化だ。アダム・スミスから250年、経済学は資本主義という新しい経済システムの成立とともに産声を上げた。以来「経済学学」と一線を画す本来の経済学は、社会が関心をもつ「時代の問題」を直視してきた。ケインズはパンフレットの役割を強調したが、書物の果たす役割は大きい。書評は本と現実の対話を促す活性剤である。」――吉川 洋(東京大学名誉教授)

経済学を学ぶための必読書100冊をブックレビューで紹介。本書で取り上げられる一冊一冊の本が、経済学という学問分野への〈扉〉となる。また、本書そのものが、ひとつの「経済学史」である。古典から新刊書まで、翻訳の名著から日本の経済学の歴史に残る研究書まで――。様々な学派を超えて、今読むべき本を詳細に解説。

◆目次
第1章 市場と貨幣―経済学の大地にふれる
「二分法的な思考様式を超えて、〈市場〉と〈貨幣〉のあり方をどう理解すればよいか」

第2章 資本主義と社会主義―対立する世界のゆくえ
「世紀の資本主義と社会主義をめぐる〈知的格闘史〉を、今あらためて照らし出す」

第3章 経済思想と経済学説―競合性と多様性のはざまで
「経済学という学問が真の危機に直面するなか、〈経済学史〉を学び直す意義とはなにか」

第4章 人間社会と自伝・評伝―勉強と読書のきっかけを摑む
「ときには教科書から離れ、経済学者の肉声から〈人間社会〉の現状と未来を考え直す」

第5章 経済学の冒険は延長戦へ―ブックガイド40のタイブレーク
「経済学の古典から現代の名著までカバーする、〈バリエーション〉に富む40冊ガイド」
タイブレーク(その1)
タイブレーク(その2)

補章 時代を彩る書物たち―年末回顧「経済学」(2016~2022)

特別編 経済学はなにをどのように探究する学問か
①根井雅弘先生の『経済学とは何か』(中央公論新社、2008年)を評する
②森岡孝二先生の『雇用身分社会』(岩波新書、2015年)を読む
③伊藤誠先生との対談― 資本主義はのりこえられるか/追悼=伊藤誠先生を偲ぶ
④岩井克人先生のICU国際基督教大学最終講義―独自の理論を語り続けてきた半世紀

エピローグ 経済学の次なる冒険をめざして

※『経済学への冒険』へのリアクション=塩沢由典/平井俊顕/瀧澤弘和/西部忠/松原隆一郎/鍋島直樹/森岡真史/若森みどり/矢野修一/佐々木伯朗/猪木武徳/八木紀一郎

年表/人物ガイド


◆著者プロフィール
塚本恭章 つかもと・やすあき=1974年生まれ。1992年岐阜高等学校卒業、1996年慶應義塾大学商学部卒、2008年東京大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。2011年から愛知大学経済学部専任教員(経済学史、社会思想史)。社会経済学専攻。主要著書に『市場社会とは何か―― ヴィジョンとデザイン』(共著、上智大学出版、2007年)、『マルクス理論研究』(共著、御茶ノ水書房、2007年)、『市場社会論のケンブリッジ的展開――共有性と多様性』(共著、日本経済評論社、2009年)、『世界経済危機とマルクス経済学』(共著、大月書店、2011年)他。